こんにちは。
兼業主婦のひなつです。
みなさんは毎日味噌汁を飲んでいますか?
一汁三菜という言葉がある通り、日本人の食卓に欠かすことの出来ない存在です。
我が家は暑い夏も毎日、夜多めに味噌汁を作って朝ご飯まで飲んでいます。
1人暮らしの時は面倒だと敬遠していた味噌汁ですが案外作るのは簡単で、1年以上今の生活が続いている状況です。
さて、本日はそんな【美味しいだけではない味噌汁の驚きの効果について】お話させて頂きます。
目次
そもそも『味噌』って?
主な材料である味噌は、蒸した大豆に麹と食塩を加え、発酵させたものです。使用する麹の種類によって「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」に大きく分類されます。
- 米みそ(豆に米麹を加えて作る)
味にクセがなく、日本で1番販売されている。 - 麦みそ(豆に麦麹を加えて作る)
自然な甘みがあり、野菜の味とよくなじむ。 - 豆みそ(大豆のみを主原料として作る)
豆特有の旨みとかすかな渋みのある。
その他含まれている塩分量によっても呼び名が変わったり、地域によって特徴があったりと様々な種類が売られています。
出汁が入っていてお湯に入れるだけという便利な味噌もありますが、賞味期限が短いので注意しましょう。
私の実家や旦那の実家のように、家で味噌を作っている家庭もまだ多く存在しています。
味噌汁の4つの効果
味噌汁には大きく4つの効果があります。
- 飲む美容液
- 体調を整える
- 温活に最適
- 乳がんの予防に効果的
飲む美容液
味噌に含まれている米糀(こめこうじ)が、肌の水分や細胞を繋ぎとめておくセラミドの合成を促す効果があります。
また抗酸化作用もあるので、肌のアンチエイジング効果やシミ・そばかすを防ぐ効果も!
野菜や乾物も一緒に食べることができるので、ビタミンやミネラルなども手軽に摂ることができます。
体調を整える
味噌の主原料である大豆に含まれるサポニンは、血清コレステロールの上昇を抑える効果があると言われています。排出も手助けをするそうです。
また発酵食品である麹や酵母、乳酸菌に含まれる酵素には消化を助ける働きも期待できるので、腸内環境を整えます。
温活に最適
冷え性に悩む女性が多いと思います。
味噌汁は温かい汁物なので体を温めてくれる効果があり、温活にも大活躍です。
特に朝の食事に味噌汁をプラスすると温活にもなり、1日のスタートに必要な水分や栄養をしっかり補給できます。
乳がんの予防に効果的
乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっています。
乳がんは30代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎える。
20代で発症してしまう方もいて、生涯に乳がんを患う日本人女性は11人に1人とも言われています。
国立がん研究センターでは、岩手、秋田、長野、沖縄の4県14市町村に居住する40~59歳の女性21‚852人を対象にした研究を行いました。
内容としては味噌汁や豆腐、納豆などの大豆製品の摂取量、そこから計算されるイソフラボンの摂取量と乳がんの罹患率の関係を10年間にわたって追跡し、疫学的に調査をするというものです。
その結果、「味噌汁1日1杯未満」の人の乳がん罹患率を1とすると、「1日2杯」の人の罹患率は0.74、「1日3杯以上」の人の乳がん罹患率は0.6の数値だったそうです。
乳がんは、早期に発見し適切な治療を行えば、良好な経過が期待できるがんの1つ。日々の食事と定期的な検診で、乳がんを撃退しましょう。
味噌汁の塩分量は大丈夫?
味噌汁を飲むと塩分を過剰に摂取してしまう。
という話をよく聞きますが、味噌汁1杯の塩分量は約1g程度です。
1日の塩分摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満とされ、食事1回に1杯であれば塩分を心配する必要はありません。
また同じ塩分量の塩水を飲むのと比べて体に良いことも分かっています。
カリウムの多い具だくさんのみそ汁がおすすめ。
- ほうれん草、いも類などカリウムを多く含む具材
…塩分の体内吸収を防ぐ効果がある
- わかめやごぼう、こんにゃくなど食物繊維の多い食材
…体内の塩分の排出を手助けをしてくれる
まとめ:1日の始まりは1杯の味噌汁から
以上、身近な味噌汁の驚きの効果についてお話させて頂きました。
今年の夏は猛暑が続いています。
暑くて汗をかく季節こそ味噌汁を飲んで効率的に塩分接種や栄養摂取をしましょう!