こんにちは
兼業主婦のひなつです。
「カフェイン中毒」なんてネガティブな言葉がしばしば話題になります。私達の周りはコーヒーを始め、たくさんのカフェインに囲まれているので摂ったことがないという人の方が珍しいのではないでしょうか。
マイナスなイメージがありますが、体に良かったり集中力を高めてくれたりと正しく付き合うと様々な効果を発揮してくれます。
カフェインとの正しい付き合い方や効果をご紹介させて頂くので、是非読んでください。
目次
カフェインの効果
カフェインはカカオやコーヒー豆、茶葉などに多く含まれる成分で、主に4つの効果があります。
- 眠気を抑制する覚醒作用
- 疲労感を減少・抑制する興奮作用
- 身体の血流を促す血管拡張作用
- 老廃物の排出を促す利尿作用
眠気を抑制する覚醒作用
夜寝る前にコーヒーを飲んだら眠れなくなる。という話は有名なのでイメージしやすいと思います。
カフェインには眠気を引き起こす物質をブロックする働きがあり、脳を覚醒させる働きが特徴です。
コーヒーは、飲んでいから約30分の経過で覚醒効果が得られ、約4~5時間続きます。アイスコーヒーはホットコーヒーに比べて、効果が出るのが1時間ほど遅いことが分かっているので、眠気覚ましにはホットが最適です。
疲労感を減少・抑制する興奮作用
カフェインは疲労感を軽減させ、集中力を高める効果もあると言われています。
これは疲労を回復させるというよりは「感じさせない」という意味が強く、回復させる効果は期待できないので注意が必要です。
追い込み作業や、集中したい時にカフェインを摂るのは有効ですが摂取量に注意をしましょう。
身体の血流を促す血管拡張作用
カフェインには血管を収縮させたり拡張させたりする効果もあります。
末端の血管は拡張する方に働き、血液循環を助けてくれるそうです。また脳の血管は収縮する方に働くのでズキンズキンと感じるような片頭痛に効果があるとも言われています。
しかし片頭痛は他の原因も考えられるので、勝手な判断でコーヒーを摂取するのはおすすめしません。
あくまで効果が期待できるという段階なので注意が必要です。
老廃物の排出を促す利尿作用
尿には体内の老廃物や不要な水分を排泄するのが役割です。
カフェインは腎臓で行われる水分の抑制をすることが分かっており、利尿作用があります。
むくみの軽減や老廃物の排出を助けるのでメリットと感じるかもしれませんが、利尿作用が強いせいで、本来必要な水分まで体外に排出してしまう可能性があることに注意。
水分補給としてコーヒーを使うと逆に脱水症状になってしまう可能性があります。
カフェインの副作用
上記で説明した通り、カフェインを摂取することで集中力を底上げし眠気を抑えることが出来ます。
作業のパフォーマンスが上がるのでつい頼りがちになってしまうのも事実です。
しかしカフェインは過剰摂取するのはとても危険。
効果が切れた時に眠気やめまい、吐き気、下痢といった症状をはじめ、興奮や不安などの精神症状を引き起こす場合があります。
過剰摂取の症状が出てもカフェインを再度摂取することにより軽減されることがあるため、さらに過剰摂取をして辞められない中毒に…という負のループになることもあります。
摂りすぎかな、と感じた際は直ちに病院で診断を受けてください。
カフェインが含まれている食品
出典:農林水産省Webサイト「カフェインの過剰摂取について」
サイトURL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
エナジードリンクはコンビニや自販機でも手軽に買えるので、若者を中心に人気が高まっていますが注意が必要です。
コーヒーは1日何杯まで?
マグカップの大きさやコーヒーの種類によって多少変化しますが、1杯200~300mlくらいと考えると2~3杯がおすすめ。
また眠気覚ましに飲むタイミングは、眠気を感じる前がベストです。
昼ごはんの後にコーヒーを飲み、少し昼寝をすると30分後くらいにカフェインが効くのでスッキリ起きることができます。
自分の起きたい時間に合わせて早めに飲むようにしましょう。
まとめ:カフェインと上手に付き合おう
以上、カフェインの効果と正しい摂取量についてお話させて頂きました。
コーヒーの香りにはリラックス効果もあり、私も大好きです。
摂取量に気を付けて自分が最高のパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。