自分にぴったりを見つける。ベッドフレームの選び方解説

こんにちは。

兼業主婦のひなつです

私は元々寝具売場で働いており、以前から寝具の選び方についてお話していました。

今日はベッドの購入を考えている方に向けて、色んな種類がある【ベッドフレームの選び方とおすすめの商品】についてお話したいと思います。

あくまでも個人的なおすすめになりますが、検討材料の1つとして考えて貰えれば幸いです。

ベッドフレームとは

ベッドのマットレス部分を除いたフレーム部分のこと。

4つのパーツから出来ています。

  • ヘッドボード
    横になった時に頭の上部になる。棚がついていたり、そもそもなかったりとデザインによって大きく異なる部分。
  • 床板
    マットレスを置く部分。材質によって種類が豊富にある。
  • フットボード
    ヘッドボードと反対側の足を向ける骨組みのこと。
  • サイドボード
    ヘッドボードとフットボードをつないでいるもの。

ベッドフレームを選ぶ3つのポイント

ベッドフレームを選ぶには大きく3つのポイントがあります。

  1. 安定感
  2. 材質
  3. 収納面

具体例を交えながら順番に解説していきましょう。

安定感

毎日使うベッドで1番大切なのは揺れが少ない(ギシギシしない)安定感です。

商品や組み立て方によっても多少の違いがありますが、一般的に安価なものよりは高価な方が安定感があると言われています。

背の高いものよりも背が低いローベッド、足が付いているものよりも収納などがついている重いものの方が揺れが少ない。

材質

次に大切なのはベッドフレームの材質です。

多くの種類のベッドフレームがありますが、主な2つを紹介します。

  • スチール(パイプベッド)
    軽くて丈夫な素材。大きな装飾がなく安価で手に入るので1人暮らしの方におすすめ。
    デメリットとしては耐荷重が低くきしみやすいので、長く使う予定があるなら避けた方が無難です。
  • 木製ベッド
    市場に出回っているベッドフレームの多くが木製で作られています。どんなレイアウトの部屋にも合うので幅広い人におすすめ。

    デメリットとしては傷がつきやすく、反りや割れが起きやすいことですが通常の使い方をしていれば大丈夫です。
    ※ほとんどは木製ですが、床板に衝撃を吸収する素材を使っているものもあります。

収納面

完全にオプションの部分です。
ベッドは足の部分に収納がついているもの、ヘッドボードに収納がついているものなど様々な種類があります。

収納がついているものは「跳ね上げ式」と「引き出し付き」のベッドがあります。
跳ね上げ式は大容量でたくさん入りますが整理がしにくく、引き出しタイプは横にスペースが必要です。

収納付きの注意点

個人的に部屋が狭い人や本当に収納がない方以外にはおすすめしません。

理由は掃除や管理がしにくく放置されやすいこと、引っ越しをする時に大変になることの2つです。

ベッドの下はゴミがたまりやすい部分です。収納が付いていると掃除がしにくくなります。ま寝汗などで湿気もこもりやすく、放置しているとカビの原因にもなります。

ベッドは寝る場所と割り切って使用するのがおすすめ。

ソファベッドや折り畳みベッドは?

夜はベッドとして日中はソファとして使えるソファベッド、使わない時は折りたためる折り畳みベッド…どちらも使い道が2種類あるので便利です。

しかしデメリットも多いので買う前に本当にその機能が必要か考えてみましょう。

特に折り畳みベッドはベッドマットレスを使うのが難しく、折り畳んだ時に布団をしまう場所が確保できるのか考える必要があります。

おすすめは軽量のマットレスタイプです。

おすすめのベッドフレームはニトリ

私が使っているのはニトリの【メリッサ3-S H85 DBR LEG】です。

おすすめポイントは3つあります。

  1. ベッドの下の掃除が楽にできる。
  2. 床板がすのこなので通気性が良い。
  3. 無駄がないシンプルなデザイン。

ベッドの下の掃除が楽にできる。

我が家はロボット掃除機のルンバにお掃除をしてもらっています。

このベッドフレームは下の隙間の高さがちょうどよく、ゴミがたまりやすい部分も綺麗に保つことができるので気分が良いです。

ちなみにルンバを買う前はクイックルワイパーで掃除をしていました。

床板がすのこなので通気性が良い

人は寝ている間にたくさんの汗をかくと言われています。湿気がこもったまま放置しておくとカビが生えたりする可能性も…

そんな心配を解決するためにもベッドの床板は「すのこ」を選ぶのがおすすめです。

木製は確かに反りは起こりやすいですが、通気性が抜群!
揺れやきしみも少ないのもポイントが高いです。

無駄がないシンプルなデザイン

私はベッド下にもヘッドボードにも収納が必要ないので、シンプルなデザインを重視して選びました。シックな色がとても綺麗です。

ちなみに携帯は寝室に持ち込まないのでコンセントはいらず、ベッドサイドに小さなテーブルを買ってそこにアロマストーンと本、電気のリモコンを置いています。

収納を作らないことで逆に荷物が増えません。

まとめ:自分に合ったベッドフレームを選ぼう

以上、元寝具店員がおすすめするベッドフレームの選び方についてでした。

ベッドフレームはデザイン性はもちろんですが、機能面にも目を向けて選ぶことで長く使用することができます。

自分の生活にあった商品を選びましょう。

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