こんにちは
兼業主婦のひなつです。
女性であれば誰もが苦しめられた経験があるPMS(月経前症候群)。
季節の変わり目で体調が優れない時に重なったり、仕事が忙しい時に重なったりすると本当に嫌ですよね。
そんな辛い症状を緩和するためには、日々の食事に気を付けることが大切。理由は食生活は肉体的にはもちろん、精神的にも影響が大きいからです。
今日はそんな辛いPMSを緩和する食品を症状別にご紹介します。
目次
PMS(月経前症候群)とは
月経に関連して周期的に身体や精神に不調をきたすこと。
原因は解明されていませんが月経の10~14日前の排卵後の黄体ホルモンが分泌される周期と重なっており、月経開始と共に軽減いるので黄体ホルモンが原因と言われています。
症状はむくみや便秘、腹痛、頭痛、肩こり、乳房の張りといった身体に現れるものから、不眠や過眠、疲労感、イライラといった幅広いものまで200~300種類もあります。
主な症状とそれを和らげる食材の例
その人によって症状は無数ありますが、主に出やすい症状は3つあります。
- 食欲増進・イライラする
- 情緒不安定になる
- 腰痛や頭痛・むくみ
食欲増進・イライラする
食欲が増えたり、チョコレートなど甘いものが食べたくなったりと、食事の変化につながりやすい状態です。
つい甘いものばかり食べ過ぎてしまうと、血糖値が急激に上がり、その後急降下してしまいます。この落差により体調や心が不安定になりイライラや過食が増え、そのイライラを解消するために甘いものが欲しくなるという負のループに…
無理に我慢して控えることは逆にストレスになってしまうので、量と内容に気を付けて食べることが大切です。
選ぶポイントは急激に血糖値を上げにくい(低GI値食品)ものを、ゆっくり噛んで食べること。
ご飯の時に野菜から食べるように心掛けたり、欠食をしないように気を付けましょう。
間食におすすめ:高カカオチョコレート・ナッツ類・チーズ
情緒不安定になる
イライラしたり情緒が不安定になる時は神経が緊張・興奮している可能性やホルモンのバランスも乱れている可能性があります。
この時は自分の感情がコントロールできなくて、後から後悔することも多いです。
神経を鎮めリラックスさせホルモンバランスを整えたりするには、ストレスを軽減するビタミンB群やビタミンCや、女性ホルモンに似たイソフラボンを摂取しましょう。
選ぶポイントはバランスよく摂ることです。
ビタミンは野菜や魚、肉など幅広い食材に含まれています。それらを偏りなくしっかりと摂取することが大切。
サラダなどは体を冷やしてしまいがちなので、調理したものが良いでしょう。
おすすめのレシピは「湯豆腐」です。
イライラがひどい時は「カフェイン」をやめる
カフェインには興奮作用があるので集中したいと思って飲んでも逆効果かも。
ホットミルクなど気持ちをリラックスさせてくれるものを選ぶと良いです。
腰痛や頭痛・むくみ
生理前は体が水分を溜め込むのでむくみやすいと言われています。また、黄体ホルモンの関係で体に痛みを呼び寄せる可能性も。
不調の要因となるものをできるだけ生活からとりのぞき、食べ物によって代謝を促すことが必要です。
塩分やアルコールはむくみの大きな原因になります。
生理前は過剰摂取を控えるようにし、代謝を助けてくれるカリウムを積極的に摂るように心掛けましょう。
頭痛や腰痛は我慢できなくなる前に痛み止めなどの薬を活用するのがおすすめ。
よく睡眠をとり、健康的な生活を送ることが1番大切です。
まとめ:辛いPMSは食生活にも注意が必要
以上、辛いPMS(月経前症候群)に効果が期待できる食べ物についてお話させて頂きました。
毎月訪れる憂鬱な時間を少しでも緩和出来たら良いですよね。
全部を1度に試すのは難しいので、少しずつ自分に合う方法を見つけましょう。
症状がひどく耐えられない時は婦人科に相談してください。