栄養満点で安い「豆苗」の魅力を紹介【レシピあり】

こんにちは。

兼業主婦のひなつです。

暑さのせいで野菜の高騰が収まる気配がないですが、我が家の食費も先月に比べて上がっています。

過去に価格変動が少ない「乾物」を活用する記事を書きましたが、乾物ばかりでは飽きてしまう…

そんな方に今日は【価格変動が少ないスプラウト野菜の代表「豆苗」にの栄養やレシピについて】のお話です。

スプラウト野菜「豆苗」とは

「えんどう豆」を発芽させて収穫できる若い葉と茎のこと。

「豆」と「緑黄色野菜」の両方を合わせ持ち、栄養バランスに優れた野菜です。ほうれん草に似たほのかな甘みと独特な風味があります。

ほかのスプラウトの食材よりも茎がしっかりしていて、しゃきしゃきとした食感が食べ応えがあります。

価格の変動が少なく安定しているだけでなく、生で食べても、火を通しても美味しい主婦の強い味方。

さらに根付きの豆苗は、一度カットしても残った根の部分を水につけておくと約1~2週間でもう1度食べる事ができるエコな食材です。

旬の時期

本来の旬は3~5月の間ですが、ハウス栽培も盛んに行われているので年中同じくらいの価格で購入することができます。

葉物野菜が高騰している時期にも安定して供給されるのが強み。

1週間後の様子。たくましく育っています。

安いだけじゃない!豆苗の栄養について

豆と緑黄色野菜の良い所取りができる豆苗は栄養面もとても優秀です。

多く含まれているのが下記の3つ。

  • βカロテン
    人参などの緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。体内で強い抗酸化作用があるビタミンAに転換されます。脂溶性ビタミンなので油と一緒に摂取するのがおすすめ
  • ビタミンB群(葉酸)
    赤血球の生産を助ける栄養素。特に胎児の先天性「神経管閉鎖障害」を防ぐ効果があると言われているので妊婦さんは積極的に摂取した方が良い
  • ビタミンK
    納豆などに多く含まれるビタミン。血液の凝固や骨の生成に深く関わります。βカロテンと同様に脂溶性なので油と一緒に摂取することがおすすめ。
元々栄養価が高いスプラウト野菜ですが、豆苗はバランスよくまとまった感じがあります。

茎が細く熱で縮んでしまうため、料理には気持ち多めに使うことがポイント!
独特の風味があるので汁物に入れると豆苗の香りがします。苦手な方は炒め物がベストです。

MEMO

 

豆苗は油と一緒に摂取した方が効果的。

油を使った料理(炒め物・揚げ物)やサラダ(ドレッシングと一緒に)にすると効率的に栄養を摂取することができます。

豆苗とちくわの卵とじ

材料(2人前)

豆苗   1袋
ちくわ  4本
えのき  1/3くらい
卵    2個
白だし  大さじ2
醤油   大さじ2~3
みりん  大さじ2
料理酒  大さじ2
水    150ml
しょうがチューブ(お好みで)
ごま油(炒める用)

作り方

  1. 豆苗は3等分くらいの長さに切り、ちくわは斜めの輪切りにします。えのきは石づきを落とし半分に切る。
  2. フライパンにごま油をひき、豆苗とちくわを軽く炒めます。このタイミングで卵は解きほぐしておくと後の工程がスムーズです。
  3. 水・白だし・醤油・みりん・酒を加えて煮立たせる。
    ※しょうがチューブを少し入れると優しい味になります。
  4. 解きほぐした卵を回し入れて、卵が細かくならないように軽く混ぜたら完成。

まとめ:スプラウト野菜を上手に使って価格高騰を乗りきる

以上、価格変動が少ないスプラウト野菜の栄養と上手な活用方法についてお話させて頂きました。

野菜は栄養面から見ると「高いから食べない」という考えは推奨しません。
安くて美味しいスプラウト野菜や、ミネラルを補える乾物を上手に活用して健康を保ちながら野菜の価格高騰を乗り切りましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)