「繊細過ぎる」HSPと上手く付き合う方法

こんにちは。

兼業主婦のひなつです。

突然ですがみなさんはHSPという言葉を聞いたことがありますか?

あまり馴染みの無いですが、周りからの刺激を受けやすい繊細な人のことを指す言葉です。
今回は自分がHSPだったと気づいて楽になったこと、周りに知って欲しいと思ったことをお話させて頂きます。

そもそもHSPってなに?病気?

まずは「HSP」について詳しく見ていきましょう。

HSPは病気ではない!

正式名称をハイリー・センシティブ・パーソン 英: Highly sensitive person

と言い、生まれつき感度が高く、刺激に敏感で過度にその刺激を受け取ってしまう人のことです。

これはアメリカのアーロン博士の提唱で、生まれ持った「気質」である事から病気ではないと言われています。

現代は5人に1人がHSPとのデータもあり、「繊細さん」と呼ばれているようです。
書店にも本が並ぶようになったので身近に感じられるようになりました。

HSPかも?17の項目で簡単に診断

もしかしてHSPかも。

診断は簡単な17項目に答えていくだけなので、やってみましょう。

  1. 強い刺激を受けると容易に圧倒されてしまう。
  2. 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ。
  3. 他人の気分に左右される。
  4. 痛みにとても敏感である。
  5. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる。
  6. カフェインに敏感に反応する。
  7. 豊かな想像力を持ち、空想にひたりやすい。
  8. 騒音に悩まされやすい。
  9. 美術や音楽に深く心動かされる。
  10. 時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる。
  11. すぐにびっくりしてしまう。
  12. 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう。
  13. 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく。
  14. ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている。
  15. 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる。
  16. デリケートな香りや味、音を好む。
  17. 競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる。

アーロン博士が開発したチェックリストの場合は27項目中、過半数の14項目以上当てはまるなら、HSPである可能性が高いとのこと。

今回は17項目なので、9個以上当てはまればHSPの可能性があることになります。

注意
今回のチェックリストは本などを参考にして作っています。厳密な診断ではないことをご了承ください。当てはまる項目が少なくても度合いが強ければHSPになることもあるそうです。

付き合い方の3つのヒント

では敏感で刺激に弱い「繊細な自分」とどのように付き合っていけばいいのか具体的なヒントを3つ紹介します。

  • HSPの強みや性質を理解する
  • 情報量をコントロールする
  • 自分の心地いいを守り、身を置く

1つずつ詳しく解説していきましょう。

HSPの強みや性質を理解する

まず1つ目はHSPの性質をしっかり理解して自分の強みを知ることです。

HSPの性質と5つの強み

  1. 感じる力
    相手の話を深く受け止めて聞くことができる。(ニーズを聞き出す)
    リスクや小さな改善点を見つけるのが上手にできる。
  2. 考える力
    1つの事を深く考えることが出来る。
    当たり前を見直して改善する事が得意。
  3. 味わう力
    感受性が高いので美術品や音楽などを深く味わう事が出来る。
    自分の内面を表現する事が得意。
  4. 良心の力
    本当に相手のためになるものを考えられる。
    自分にも相手にも誠実であり続けられる。
  5. 直感の力
    自分に合うもの、合わないものをすぐに判断できる。

情報量をコントロールする

2つ目は自分で情報量をコントロールし、考えすぎないことです。

HSPの気質がある人は物事を深く考えるのが得意な反面、考えすぎて疲れてしまうことや、情報が多すぎて混乱してしまうこともあります。

その時は自分で情報量をコントロールする癖をつけましょう。

疲れたなと感じたら…

  • SNSを見ないようにする。
  • 窓の外の自然をみて少しボーっとする。
  • 目を閉じて深呼吸や瞑想をする。
  • 日記を書いたり、自分の考えを発信したりアウトプットをする。

疲れた時は周りと少し距離を取って、自分を労わる時間にしてください。

自分の心地いいを守り、身を置く

3つ目は刺激してくる場所から離れて、自分が心地いいと思える環境に身を置くことです。

刺激から逃げるのは決して悪いことではありません。
HSPの人は他の人の空気を敏感に読み取り、緊張してしまいます。

仕事などの関係で一緒にいなくてはいけないことはありますが、基本的に自分を傷つけるような人から距離をとりましょう。

家族や友人など、相手を気にしすぎない関係を作ると自分の言いたい事が言えるのでストレスを溜めにくくなります。

自分のことを何も知らなかったから、疲れていた。

相手のためを思って頼まれる前に手伝ってしまったり、つまずきそうな所をそっと直していたり、機嫌の悪い人の考えを探ったり…

私は人のことを優先するあまり、毎日何かをすり減らしながら生きていました。

家に帰ると疲れていて、何もできずに暗い部屋でボーっとするような日々を送ることもしばしば。
しかしある時、HSPという繊細すぎる気質の人がいると知って胸にストンと落ちる感覚がありました。

対処法が分からないから恐怖感が芽生えるのであって、理由が分かってしまうと物事は怖くなくなります。

おすすめの本

【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本】

筆者の方も繊細過ぎるHSPの気質がある方です。

具体的な方法がたくさん載っているので、自分に合ったものを選んで試すことが出来るのが特徴。悩んでいる方は是非1度読んでみて下さい。

まとめ:自分を理解して生きやすい環境に

以上、繊細過ぎるHSPとの付き合い方にについて書きました。

私がHSPを知ったのはつい最近です。
自分の「苦手」と「得意」を理解してゆっくり最適解を見つけてください。

特にSNSの情報は本当に疲れるので、ほどほどにすると心も負担にならないのでオススメです。

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