こんにちは。
兼業主婦の日ひなつです。
皆さんはどんな習い事をしたことがありますか?
ピアノやスイミングなどメジャーなものから、あまり聞いたことのない珍しいものまでそてもたくさんの習い事があります。
その中でも習いたいけど敷居が高そうなのが「和の習い事」ですよね。
実は私は武家の歴史が残る田舎育ちなので和の習い事を色々経験しています。
今日はそんな憧れだけど敷居が高そうな「和の習い事」のメリットのお話です。
興味があるけど踏み出せないという方に読んで頂きたい内容になりますので、お付き合いください。
日本の文化を感じる「和の習い事」とは
細かい部分まで考えると本当にたくさんあるので、今回は皆さんがイメージしやすい有名どころに焦点を当てて見ていきましょう。
代表的な習い事は下記の5つです。
- 茶道
- 華道・生け花
- 書道
- 着付け
- お琴
茶道
1番代表的なのが茶道です。和菓子を食べて抹茶を楽しむというイメージがありますが、とても奥が深く日本のおもてなしの心を学ぶことができます。
またおもてなしを受ける側の気遣いを経験することができるので、美味しい料理を出してもらうコース料理などとは違った雰囲気で楽しむことができるのが魅力です。
■丁寧で美しい所作が身に付く
茶道の所作には1つ1つ意味があります。
相手の思いやりの心を学ぶだけでなく、丁寧で美しい立ち振る舞いを身に付けられ、凛とした美しさを学ぶ機会です。
華道・生け花
花を飾るのではなく華道は「花を生ける」と書き、芸術の目を養うこともできる習い事です。
装飾性の高さを楽しむフラワーアレンジメントとは違い、生け花は草花や枝の間にある「余白の美」も感じることができます。
余白に美しさを感じるのが何とも日本人っぽくて素敵ですね。
■四季を感じ感性が豊かになる
他の習い事とは違い、お花は移り変わりがあります。四季によって扱う品種が変わったり、色が変わったりと変化を楽しめるようになるのが大きな魅力です。
お花を愛でることができる感性の豊かな人を目指せます。
書道
パソコンやスマホが普及し、字を書く機会はどんどん失われています。だからこそ、ふとした拍子に書いた文字が美しいと素敵な人に見えます。
墨を使って書く習字は心を落ち着かせたり、精神を整えたりする効果があるそうです。
■精神安定の効果も期待できる
字が上手くなるだけでなく、集中して目の前の文字に向き合うので雑念が取り払われ心を落ち着かせる効果があります。
個人的に墨の香りや紙の香りが好きで、書いている時は癒されていました。
着付け
現代は着物を着る機会が減ってしまい、せっかく美しい文化がなくなってとても勿体ないです。
洋服とは違い布本来の美しさを味わうことができるだけでなく、立ち振る舞いやしぐさなどが自然と綺麗になります。
着物を着るのは難しくても浴衣を着られるようになるだけでハードルはグッと低く、身近になるので試してみて欲しいです。
■立ち振る舞いが美しくなる
着物を着ておもてなしする茶道をかぶってしまう部分もありますが、和服は洋服に比べて自由度が下がるのでその分おしとやかで美しい所作になります。
浴衣なら初心者でも簡単に着ることができ、夏祭りなどでお出掛けすると気分が上がります。
お琴
音楽や楽器が好きな方は日本の代表的な楽器、お琴を初めてみるのも面白いかもしれません。
お琴は初心者でも簡単に音を出すことができることに加えて、五線譜が読めなくても演奏することができます。
自分で買うのは少々ハードルが高いですが、独特な音色に癒されるので是非1度聞いてみてください。
■コミュニケーションツールとなる
音楽は不思議なもので、人とコミュニケーションを取ることが苦手な方でも周りの人と一緒に楽しむことが出来ます。
お琴は楽譜が読めなくても演奏できるのでチャレンジしやすいのも特徴です。
まとめ:「和の習い事」は大人になっても生かせる
以上、敷居が高いと思われがちな「和の習い事」のメリットについてお話させて頂きました。
私は子供の頃に茶道と書道と着付けを習っていて、その時の所作はずっと忘れずに今も身についています。
子供だけでなく大人になってからも生活でも生かせるものを趣味にするのも楽しいです。
踏み出せない人は是非チャレンジしてみて下さい。