こんにちは。
兼業主婦のひなつです。
暑い夏も終わり、やっと涼しさを感じられるようになってきました。
秋と言えば食欲の秋、子供から大人まで幅広い人気を誇る今が旬の食材と言えば「秋鮭」ですね!
今日はそんな美味しい秋鮭の見分け方と簡単なレシピを紹介します。
目次
鮭の旬はいつ?
国内で獲れる鮭は、主に白鮭です。
名前の通り旬は9~11月で、川を遡上して産卵するため脂は少なめで、メスからは筋子が獲れます。
秋鮭はバター焼きやムニエルなど油を使う料理にぴったり。
また同じ白鮭でも、5~7月に獲れるものは時鮭と呼ばれ、産卵前なので脂がたっぷりで美味しいです。
美味しい鮭を見分ける方法
魚を見分けるポイントは3つあります。
- 皮と身の色が綺麗
- さし(白い筋)の色や多さ
- ドリップの有無
皮と身の色が綺麗
皮はピカピカの銀色でくすんでいないもの。身はふっくらとハリがあり、鮮やかな紅色をしているものを選びましょう。
鮭の色は「アスタキサンチン」と呼ばれる強い抗酸化作用がある物質です。サプリなども作られておりアンチエイジングとしても注目を集めています。
魚の鮮度は色が1番大きな目安となりますので、注目して選んでいきましょう。
さし(白い筋)の色や多さ
身に入っている白い筋は「さし」と呼ばれ、脂が乗っているかどうかの指標です。
一般的にさしが多いほど脂がのっていて甘みがあり、少ないほどさっぱりとした料理に向いています。
また、「さし」は色が白くて綺麗なものほど新鮮と言われているので、数だけでなく色にも注目して選びましょう。
ドリップの有無
切り身の魚を買う時、パックの底に液体がたまっていることがあります。その液体がドリップ(うまみ成分の液)です。
鮮度が落ちるとドリップが多くなりますので、購入する際に1度トレーを傾けて確認しましょう。
また、骨の周りに赤い血がついているものも要注意。血が空気に触れて酸化し周りの部分ごと鮮度が落ちている可能性があります。
切り身の形状別おすすめの調理方法
弓形(腹側)
切り身の魚は輪切りにされて、それを半分に切って売られています。
頭に近いは内臓の部分があるので弓型になり、細くなっている腹側は脂がのっているので甘みがあり美味しいです。
魚そのものを味わうメニューと相性が良い。
- ムニエル
- バター焼き
- ホイル焼き
半月状の(背側)
尾に近い方は腹の部分が少ないので脂が少なく、さっぱりとしています。
時間が経ってもギトギトになりにくいのでお弁当などにぴったりです。
油を使ったボリュームのあるメニューと相性が良い。
- 竜田揚げ(フライ)
- マリネ
バター醬油で美味しい秋鮭のホイル焼き
材料(2人前)
秋鮭(切り身) 2切れ
玉ねぎ 1/4くらい
人参 1/3くらい
ピーマン 1個
塩コショウ 少々
バター 20g
醤油 少々
水(適宜)
作り方
- 切り身に塩コショウを振って少し置き、水分をキッチンペーパーで拭き取る。
- 玉ねぎ、ピーマン、人参を細切りにする。
※きのこがあれば更に美味しくなります。 - アルミホイルを30㎝くらい用意し、真ん中に鮭の切り身を乗せる。
- その上に切った野菜を乗せる。
※火が通りにくい人参は魚の横に置き、フライパンの熱が伝わりやすいようにすると良い。 - アルミホイルを折り畳んで食材を包み込む。
- フライパンにのせ、蓋をして中火で4分ほど蒸し焼きにする。
- アルミホイルの隙間からバターを入れる。フライパンの底から1㎝くらいまで水を入れ、蓋をしてさらに加熱する。
※この時人参の火の通りを確認すると良いです。 - フライパンに水がなくなったら皿にのせ、食べる時に醤油を垂らす。
※アルミホイルを開ける時は蒸気に注意してください。
ホイル焼きは魚の旨味が逃げにくいのでおすすめ。
魚に味噌を塗ってから焼くとちゃんちゃん焼きのに似た味付けになります。
個人的には洗い物が簡単になるのと、冷めにくいのがお気に入りなので秋鮭が美味しい時期レギュラーメンバーです。
まとめ:今が旬の秋鮭を使った献立を!
以上、今が旬の鮭の美味しい見分け方とレシピ紹介でした。
お魚は調理が面倒なイメージがあり敬遠しがちですが、工夫をすれば簡単に料理できます。
良質なたんぱく質になるのはもちろん、魚には脳にも良い栄養がたくさん!
是非魚料理を開拓してみてください。