どうしたら長持ちする?食材の冷凍のコツを解説

こんにちは。

兼業主婦のひなつです。

食品の買い物を私は「まとめ買い」するタイプなので、傷みやすい野菜以外は1週間分くらいまとめて購入して冷凍しています。

冷凍するのは分かるんだけどやり方が分からない…
いつもどれが古い物か分からなくなってしまう…

という方のために本日は【私がいつもやっている「食材の冷凍方法」について】お話させて頂きます。

冷凍するもの・しないもの

まずは冷凍すると便利なものと、冷凍しないほうがいいものを知りましょう!
とても便利な「冷凍保存」ですが冷凍してしまうことで風味が変わってしまう食材もあります。

冷凍保存に向いているもの 

  • 肉類(ハンバーグなどは焼いてから)
  • 魚介類
  • キノコ類
  • 葉物野菜

 

冷凍保存に向いていないもの

  • きゅうり・セロリ・かぶ
    水分の多い野菜は冷凍してしまうと、食感も味も変化してしまいます。
    食べきれる量を購入して使い切るか「漬物」などにするのがおすすめです。
  • チーズ
    冷凍すると解凍の際に分離して風味が落ちてしまいます。賞味期限も長いものが多いので冷蔵庫に保存して食べきりましょう。
  • じゃがいも
    でんぷんが多く含まれているいも類は冷凍すると舌触りがザラザラになります。冷蔵庫には入れないで暗所で常温保存してください。
  • こんにゃくスポンジ状になり食感が大きく変化してしまいます。
    一方でそのコリコリした不思議な食感がダイエットに向いているとも言われレシピもあります。

ちなみに冷凍したものを使い切る目安は2週間です。

それ以上経っても使えますが、冷凍焼けを引き起こしてしまう可能性があります。
次は実際に冷凍をする手順を見ていきましょう。

注意

1度解凍したお肉や魚は再度冷凍しないでください。

うまみ成分が解凍時に流れ出てしまい風味が落ちるばかりでなく、雑菌が繁殖する可能性があります。

冷凍方法について

お肉の冷凍

メインにも副菜にも、汁物にも幅広く使えるお肉は冷凍しておくととても便利です。

私がよくやっている方法を写真で紹介しながら見ていきましょう。

生肉の冷凍(豚こま肉・鶏肉など)

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  • 豚肉は大きなパックで購入し、150~200gくらいの小分けにしてラップで包んで冷凍庫に。凍ったらチャック付きのジップロックに入れています。
  • 私は電子レンジや冷蔵庫で解凍をする際にドリップ(溶けた液体)などが漏れるのが嫌なので必ずラップは2重にし、閉じ口が重ならないように工夫しています。
  • 量を多すぎない「小分け」にする事で汁物や副菜にも活用できます。炒め物を作る時は2つ解凍するので問題なし!
    炒め物にもスープにも使えるマルチプレイヤー
    です。
  • 鶏肉は1枚をそのままラップで包むことが多いです。豚肉よりもドリップが出ているものが多いので水分は拭き取りましょう。
  • 鳥皮を取るのもこのタイミングで。
    勿体ないので鳥皮ポン酢にしたり、カリカリに焼いてサラダに入れたりします。

マスキングテープで日付を書く!

古いものが分からなくなってしまう事が多い冷凍お肉ですが、100円均一で売っている「マスキングテープ」に日付を書いて解決しました。

大きいお肉か小さいお肉かも書いておくと組み合わせる時に便利なので是非活用してみてください。

下味冷凍(豚ロース・手羽元)

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  • 味噌を塗りたくって、味噌漬けにして冷凍しました。
  • ポイントはお肉を乗せる前にラップにお味噌を塗るのを忘れない事です!
    味を付けていればそのままフライパンで焼いても良いですし、4等分くらいの大きさにしてモヤシやニンニクの芽などと炒めてもOKです。
  • 普通の味噌を塗ると単体で焼いた時に塩気が強くなってしまうので、面倒でなければ味噌をみりんや料理酒などと混ぜて少しレンチンすると調度よくなります。

手羽元の下味冷凍は過去の記事で取り扱っています。
是非読んでみて下さい。

【超王道レシピ】手羽元を使ったメイン料理を紹介

お弁当にも便利ハンバーグの冷凍

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  • 材料はひき肉・玉ねぎ(みじん切り)・パン粉・塩コショウです。
  • 手のひらサイズの大きさで下味のみ、味付けはしていません。
    トマトソース入れたり、グラタンの上に乗せて焼いたり、ケチャップをかけてお弁当に入れたり…とても便利です。
  • ひき肉は空気に触れる面積が多いので酸化が早く、気を遣うのでそ1度火を入れる事がおすすめ。
    細菌などがどうしても気になる方はビニールの手袋を使ってこねたり、ビニール袋に入れてこねたりした方がさらに安心です。

魚介類

すぐに傷んでしまう魚も冷凍保存しておけば大丈夫。

気づくとお肉ばかりになってしまう食卓のバリエーションを増やすためにも魚介類を冷蔵庫にストックしておくことをおすすめします。

ぶり(切り身)

  • 切り身は足が早いので買ってきて使わなければ、すぐに冷凍します。
  • 少し塩を振って、水分をしっかり拭き取ってから冷凍することで臭みを抑えることが出来ます。
  • そのまま煮物にも、ホイル焼きにも使えます。
  • 必ず凍ったらジップロックにまとめてください!

イカ(ゲソ・開き・輪切り)

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  • イカは手で簡単にさばけます。
  • 炒め物やアヒージョに使うゲソと輪切り、そのままグリルで焼く開きと分けて冷凍しました。
  • ぶりの切り身と同様に水分を拭き取るのを忘れずに!

きのこ類

きのこは冷凍すると旨味が増す食材です。

炒め物や味噌汁に大活躍なので常備しておくと大変便利!色々なきのこを合わせた「オリジナルきのこミックス」を作っても面白いと思います。

えのき

  • えのきはいしづきを取り、半分の大きさに切ったら小さくほぐしてジップロックに入れます。
  • 凍ったまま使えるのでとても便利です。

冷凍保存であった方が便利な道具

ジップロック(冷凍用)

食品の小分け冷凍や、使いかけの冷凍食品を入れたりと大活躍します。
特にAmazon限定ブランドはマチが付いているので、思ったよりのたくさん入るのが特徴です。

同じ大きさのジップロックで揃えることで、冷凍庫内もスッキリとした印象になります。

ステンレス製トレー

食品の冷凍は急速冷凍が基本です。
冷蔵庫によっては急速冷凍が可能な物もありますが、小さな冷蔵庫だと付いていないことが多いと思います。

そんな時に活躍するのがステンレス製のトレーです。
小さめサイズを買えば場所も取らずに便利。

私はお魚やお肉をトレーごと冷蔵庫に移して半解凍させて、トレーの上で下ごしらえをしています。

まとめ:冷凍方法を学んで料理を簡単に

以上、私がいつも行っている冷凍方法についてお話させて頂きました。

正しい知識を学んで料理にバリエーションを持たせるとともに、買い物に行く暇がないという方も余裕ができます。

楽して美味しい料理を楽しみましょう。

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