こんにちは。
兼業主婦のひなつです。
皆さんは身近な「敷布団」についてどのくらい知っていますか?
実は敷布団は様々な種類が用途別になっており、今は敷布団を使わず三つ折りマットレスに直接寝るタイプの商品も出ています。
今日はそんな【敷布団の種類や選び方・おすすめの商品】についてのお話です。
少しでも自分に合った寝具を見つけるきっかけになればと思います。
目次
5種類のタイプ別!敷布団の特徴
敷き布団は大きく5種類に分けられています。
- 綿のわた敷布団
- 羊毛敷布団
- 羊毛混固わた敷布団
- 合繊敷き布団
- 体圧分散敷き布団
1つずつ詳しくみていきましょう。
綿のわたの敷布団
昔ながらの打ち直しが出来るので繰り返し使えるのが特徴の敷布団です。
湿気の吸湿には優れていますが、放湿力があまりないため干す必要がありお手入れに手間が掛かります。
木綿だけで作られている物はずっしりと重く、上げ下ろしで体に負担がかかってしまう方にはおすすめできません。
ただ干したあとは綿が膨らみまた同じように快適に使う事ができるので、メンテナンスが上手に出来ればランニングコストは低い。
羊毛敷布団
羊毛(ウール)を使った敷布団のこと。動物の毛は湿気の吸湿と放湿力が高いので手入れが簡単で使いやすいのが特徴です。
メンテナンスも1~2時間程度の陰干しで十分湿気を吐き出すので、快適な状態で使う事ができます。
柔らかいので反発力が低く、体重がかかる腰部分がへたりやすい点に注意。
フローリングなどに敷くと床を感じてしまうため反発力のあるマットレスと重ねて使うのがおすすめです。
羊毛混固わた敷布団
羊毛の湿気をこもらせないメリットと柔らかすぎるデメリットを補完しているのが特徴です。
敷布団の中央の部分に固わた(ウレタン・圧縮した綿)を芯に使ってその上下に羊毛や化繊のわたを使用しており、現在販売されている敷布団の多くはこれに分類されます。
使われている芯材によって特徴があり、価格帯も幅広いです。
- 軽量タイプ
とても軽いので上げ下ろしが楽です。女性や高齢の方におすすめ。 - 固めタイプ
体重がかかりやすい腰部分のへたりを抑える事ができる。体の大きな男性は固めタイプの方が寝返りをしやすいのでおすすめ。
他にもたくさんの種類があるので調べてみると面白いです。
裏と表で寝心地が変わるリバーシブル仕様も!
個人的にはランニングコストを考えて「へたりにくさ」と日々の片付けに直結する「重さ」の2つが選ぶ際の基準になると思います。
合繊敷き布団
羊毛などの天然素材が一切入っていない化繊のわたが使用されているもので、菌やダニを発生させにくいのが特徴です。
アレルギーがある方向けの商品で、多くの布団がポリエステルのわたを使用しています。ポリエステルは適度なクッション性があり耐久性もありへたりにくいです。
しかし湿気を吸い取る能力が低く肌触りが悪化しやすいので「除湿シート」などの併用をおすすめ。
商品によっては洗える敷布団もあります。
体圧分散敷き布団
特殊なウレタンフォームを使用しており敷布団。点ではなく面で体を支えるので、体圧を分散してくれるのが特徴です。
ベッドマットレスに近いイメージと考えると分かりやすいかもしれません。
厚い三つ折りになっている物は下にマットレスを敷かずに1枚でも使えるので日々の片付けは簡単です。
立てかけるだけで放湿してくれる「干さなくてもいいタイプ」や表面がボコボコしている「体圧分散に優れたタイプ」、しっかりとした寝心地で体の寝姿勢をサポートしてくれる「高反発タイプ」など様々な種類が販売されてます。
人は立ったままの姿勢が寝ている時に体に負担がかからないと言われています。
しっかりと自分の体重を支えてくれる布団を選ぶことで、腰痛が改善したという話も聞きますのでじっくり選んでください。
高機能のマットレス【マニフレックス】
布団の話なのにマットレス?と思われる方もいますが、今はわたなどを使った布団以外に高機能のマットレスが販売されています。
イタリアの大手寝具メーカーマニクレックスから販売されている
【マニフレックスシリーズ】が代表的な商品です。
東急ハンズなのでも店頭で販売しているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
商品は大変高価ですが、その価値に見合う機能が満載なのでご紹介します。
- へたりにくい自信!安心の10年保証付き(条件あり)
- 体圧分散に優れているので体を支え寝ている時の負担を軽減する。
- 三つ折りなので立てかけるだけで放湿ができる。
- 11㎝の厚みなので1枚で快適に睡眠ができる。
- 少し硬めなので女性には向かないかもしれません。
- 熱を吸収してしまうので多少暑さを感じます。
高価ですが10年以上使うことを考えるとランニングコスト的には低くなりますので、余裕があれば試してみて下さい。
【マニフレックスの正規通販】
(公式HPに飛びます。)
まとめ:特徴を知って選択の幅を広げよう
以上、【元寝具売場店員が敷布団の特徴について解説】させて頂きました。
「敷布団」と簡単に言ってもたくさんの種類があり、それぞれに特徴があることが分かって頂ければ幸いです。
知識を得ることは選択の幅を広げること。
たくさんの選択肢から自分にぴったりを探してください!!